アロマテラピーの注意事項。
アロマテラピーの注意事項
アロマテラピーに使用するアロマオイル(エッセンシャルオイル)は非常に高濃度であり、使用法を間違えると著しく健康をそこねる可能性がありるので注意してください。
アロマテラピーを行う際には、特に注意し、自己責任で行って下さい。
アロマオイルの原液は決して飲まない
アロマオイルの内服は非常に危険な行為です。海外で報告される死亡例の多くは、アロマオイルの誤飲などが原因なのです。
フランスなどでは「内服療法」という形で医師の指導のもと、アロマオイルを内服する場合がありますが、容量などを誤ると肝臓や腎臓などに害を及ぼす場合があります。
一般の家庭で楽しむ場合、特に気をつけることです。また、乳児などが誤って飲まないよう、保管場所には十分お気をつけください。
アロマオイルの原液は決して直接肌につけない
トリートメントでお肌に使用する場合、ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル(植物油)で1%以下に希釈する、またはマッサージ用にあらかじめブレンドされたオイルを利用して下さい。
ラベンダーとティートリーのアロマオイルは例外的に原液を肌につけることができるそうですが、お肌の弱い方は避けてください。
妊娠中の方は使用量・使用方法に十分気をつける
気分を害さない範囲で好きな香りを楽しむ程度であれば、妊婦の方でも特に問題はないと思います。ただし、妊娠中は香りに敏感になっていますので、香りの強さも控えめにすると良いでしょう。
トリートメントは、皮膚を通してアロマオイルの成分が比較的多く体内に取り込まれるため、妊娠中は控えましょう。
一部のアロマオイルには通経作用(月経を促進する作用)が認められているため、出産に影響を及ぼす可能性があると言われています。
妊娠期のアロマテラピー
てんかんなどの持病のある方は使用量・使用方法に十分気をつけましょう。一部のアロマオイルには、てんかんの発作を誘発したり、心臓に負担をかけたりするものがあるそうです(ローズマリー、ヒソップ等)。
乳幼児のアロマテラピー
使用量・使用方法に十分気をつけることが大事です。3歳未満の乳幼児は抵抗力も弱いため、芳香浴以外の使用はやめましょう。
また、アロマオイルの量も大人の半分程度にしてください。
柑橘系のアロマオイルをお肌に使用した後は、直射日光にあたらない
アロマオイルの中には紫外線と反応し、シミやかゆみなどを引き起こす成分(光毒性成分)を含んでいるものがあります(ベルガモット、レモン、ライム、グレープフルーツ等)。
これらのアロマオイルをトリートメントに使用した場合、その後数時間は直射日光を避けるようにして下さい。
また、光毒性とは異なりますが、グレープフルーツなどの柑橘系のアロマオイルには皮膚に刺激があるものがあります。お肌の敏感な方が入浴時に使うと、まれにピリピリとした刺激を感じることがありますので、そのような場合は量を減らしたり、使用を中止しましょう。
パッチテストについて
アロマオイル(エッセンシャルオイル)の原液を直接お肌につけることはできませんが、キャリアオイルで1%以下に希釈すれば、トリートメントに使用することが可能です。
しかし、たとえ希釈したとしても、アロマオイル(エッセンシャルオイル)の種類によっては、その成分が体質に合わない場合もありますので注意してください。
お肌の敏感な人やアレルギー体質の人は反応が出やすいので、アロマオイルを使ったトリートメントを行う場合は、必ず事前にパッチテストを行ってください。
パッチテストの方法
アロマオイルをキャリアオイルで1%以下に希釈し、それを1滴ほど腕の内側のやわらかい部分に塗ります。そして数時間から1日放置し、何も異常がなければ問題ありません。
もし、皮膚にかゆみや炎症などが出てきた場合は、残念ですがそのアロマオイルによるトリートメントはできません。異常がみられた場合は、大量の水でテストした部分を洗い流しましょう。
アロマオイルの光毒性
アロマオイル(エッセンシャルオイル)の中には、日光などの強い紫外線と反応してお肌に炎症やかゆみなどを引き起こす成分(光毒性成分)を含んでいるものがあります。
その代表的なアロマオイルとして、ベルガモット、グレープフルーツ、レモン、ライムがあります。これらのアロマオイルをトリートメントに使用した後は、数時間ほど強い紫外線(直射日光や日焼けマシーン)は避けて下さい。
光毒性成分は柑橘系のアロマオイルに多いのですが、スイートオレンジ、マンダリンには光毒性成分はありません。また、レモンやライムなどでも、水蒸気蒸留したアロマオイルには光毒性成分は認められていません。
光毒性成分を含むアロマオイルをトリートメントに使用する場合、就寝前に行ったほうが良いでしょう。
ベルガモットFCF(フロクマリンフリー)のように、光毒性成分をあらかじめ除去したアロマオイルもあります。