―アロマオイル・アロマテラピーについて―

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アロマオイル基礎知識。

アロマオイルとは?

植物から抽出されるアロマオイルアロマオイルとは、ハーブなどの植物の有効成分を抽出した揮発性のオイルのことをいい、アロマテラピーの基本となるアイテムです。

アロマオイルの定義を、社団法人日本アロマ環境協会ではこう定めています。

・アロマオイルは、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
・有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。
・アロマオイルは各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。

世の中に300種類以上のアロマオイルが存在しますが、アロマオイルを抽出するためにはきわめて多くの植物を必要とするために、高価なものもたくさんあります。

アロマオイルは、原則として純度100%のものを指します。「100% Pure & Natural」「Pure Essential Oil」などと表記があるものを選べば良いでしょう。アルコールなどで希釈したものや合成香料などを加えたオイルは「フレグランスオイル」「ポプリオイル」などと呼ばれます。そういうオイルは安価なものが多いのも特徴です。

単に香りを楽しむだけの場合は良いですが、アロマテラピーを深く楽しみたい方はぜひ100%のアロマオイルを使用して下さい。

アロマオイルの抽出方法

花などのオイルは溶剤抽出法で作られる。アロマオイル(エッセンシャルオイル)は、主に3通りの方法で抽出されます。

1・水蒸気蒸留法
原料となる植物を蒸留釜に入れ、下から水蒸気を通します。そうすると植物の細胞壁が壊れ、中に含まれる芳香成分が放出されます。
そして、この水蒸気を冷却すると、アロマオイルと蒸留液に分離した液体が得られるのです。
蒸留液は「フローラルウォーター」と呼ばれ、アロマオイルの有効成分を微量に含んでいます。

水蒸気蒸留法は、現在最も多く使われている抽出方法で、ラベンダー、カモミール、ローズマリーなどはこの抽出法により抽出されます。

2・圧搾法
果実の皮から芳香成分を抽出する場合に用いられます。果皮を絞り、しばらく放置すると果汁の上に分離したアロマオイルが出てきます。
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどは、この抽出法により抽出されます。

3・溶剤抽出法
花や樹脂から芳香成分を抽出する場合に用いられます。原料を石油エーテルなどの揮発性溶剤につけると芳香物質が溶け出してきます。そして溶剤を揮発させると、香り成分と植物ワックスの塊が出来るのです。これをアルコールにつけると、再び芳香物質が溶け出してきます。そしてアルコールを揮発させれば完成!

ジャスミンやローズなど、熱を通すと微妙に香りが変質する花などに使われます。ローズのオイルを水蒸気抽出法で抽出したものを「ローズオットー」、溶剤抽出法で抽出したものを「ローズアブソリュート」といいます^^

アロマオイル取り扱い方法

管理人はラベンダーが一番好きです。アロマオイル(エッセンシャルオイル)は自然のものではありますが、自然の状態よりも濃縮されているため、誤った使い方をすると健康を害する可能性があります。取り扱い方法に十分に気をつけ、正しく使いましょう。

1・絶対に原液を飲まない。
2・原液を直接肌につけない。
(お肌に使用する際は、植物油(キャリアオイル)で1%以下に希釈して下さい)
3・誤飲や事故防止のため、乳幼児の手の届かないところに保管して下さい。
4・点眼しないように、また目に入らないように注意すること。
5・光毒性のあるアロマオイルを肌に使用した後は、数時間ほど直射日光を避けます。
6・引火する危険がありますので、火気のまわりでの使用はやめましょう。
特にガスコンロやストーブのそばでは使用しないで下さい。

アロマオイル保存方法

アロマオイル(エッセンシャルオイル)は、酸素や日光、温度などによって変質しやすいものですので、保管には注意が必要となります。
保存する容器は、茶やブルーの遮光性のビンを使用します。アロマオイルの原液はポリエチレン容器を劣化させてしまいますので、ポリ容器は使用せず、必ずガラス製のビンを使用してください (キャリアオイルはポリ容器でもOK)

アロマオイルは、直射日光のあたらない冷暗所に保存してください。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、長く保存したい場合、変質しやすい柑橘系のアロマオイルなどは冷蔵庫に入れておきましょう。
コンロの近くやファンヒーターの近くに置いていると、引火する恐れがありますのでやめましょう。

アロマオイルは揮発性が高く、空気に触れると酸化します。アロマオイルを使用した後は、必ずキャップを閉めて下さい。

アロマオイルの品質保持期間は、未開封の場合は約2年、開封後はだいたい1年が目安です。
ただし、オレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系のアロマオイルは酸化しやすいので、半年程度を目安にしてください。
そしてアロマオイルが酸化すると明らかに嫌な匂いがします。もし、以前と比べて香りが変わったと思ったら、そのアロマオイルは早めに処分しましょう。嫌な香りを我慢することは、ストレスにもつながります。ストレスはもちろん、こころとからだに悪い影響を与えるので、保持期限には気をつけましょう。

アロマオイルのノート

 

管理人はオレンジの香りで元気になります^^「ノート」とは、アロマオイル(エッセンシャルオイル)の揮発する度合いを表したもので、香りの立ち上がり方を示したものです。
揮発性の芳香物質であるアロマオイルは、空気中に成分を拡散させていきますが、その揮発するスピードや香りの持続時間はアロマオイルの種類によって大きく異なります。

 

香水は、つけはじめの香りと数時間たったときの香りが微妙に異なりますが、これはノートの異なる複数のアロマオイルをブレンドしているためです。

 

ノートは大きく3つに分類されます。

 

1・「トップノート」とは立ち上がりの早い香りのことです。30分〜2時間程度持続します。オレンジやレモンなどの柑橘系、ペパーミントなどのメントール系はトップノートに分類されます。

 

2・「ミドルノート」とはゆっくりと立ち上がる香りのことです。2時間〜6時間程持続します。イランイランやゼラニウム、ジャスミンなど花系の多くはミドルノートに分類されます。

 

3・「ベースノート」とは安定的に持続する香りのことです。6時間〜数日程度持続します。サンダルウッドやベンゾインなど樹木・樹脂系の多くはベースノートに分類されます。

 

ノートの分類は基本的に3種類ですが、実際にはトップとミドルの中間、ミドルとベースの中間といったものもたくさんあります。

アロマオイルが高価な理由

高価なアロマオイル。月下香のオイルで価格は336,000円!アロマオイル(エッセンシャルオイル)は高価なものがたくさんあります。これは、膨大な量の植物から少量のエッセンシャルオイルしか抽出できないためです。

極端な例ですが、ローズオイル1滴を抽出するためには、バラの花50個前後が必要なのだそうです。ということは、万単位で売られている大きなバラの花束でも、わずか1滴のアロマオイルすらとれないということです。

人気のラベンダーにしても、1瓶(10ml)のアロマオイルを抽出するために、3kgものラベンダーの穂先が必要になるそうです。

アロマオイルは大変貴重なものです。アロマオイルになる前の植物の姿を頭に思い浮かべつつ、大切に利用してください。

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