―アロマオイル・アロマテラピーについて―

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アロマテラピー基礎知識。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーで素敵な生活を…。「アロマ=aroma」とは「芳香」、「テラピー=therapy」とは「治療」のことです。

アロマテラピーとは、植物の持つ芳香成分を利用した自然療法という意味です。
花屋の前を通りかかると、なんとなくホッとした気分になったり、気分が悪いときにスッとする香りをかぐと、からだがシャキッとしたりしませんか?
香りには、こころやからだをリラックスさせたり、リフレッシュさせたりする力があるのです。

社団法人日本アロマ環境協会では、アロマテラピーを以下のように定義しています。

文字を読んだだけでは、なかなか分かりにくいですよね^^;
ここで重要なのは、「ホリスティックな観点から行う自然療法」という部分です。

ホリスティックというのは、「全体的な」という意味です。
現代社会で生活していく中で、人は知らず知らずのうちに多くのストレスを溜め込んでいます。日常的におこる様々な心身の不調は、過度のストレスが原因になっておこることがとても多いのです。こころとからだが密接に関係しているということは、今や当たり前のことでしょう。そんな乱れたこころとからだのバランスを整え、トータル的に健康をサポートしていこうというのが、イギリスを中心に発展したホリスティックアロマテラピーの考え方なのです。

人は古来から、薬草で傷を治したり、豊かな緑に囲まれてリフレッシュしたりと、植物の持つ力と生活を共にしてきました。
植物には、人のこころとからだのバランスを整え、正しい方向に導く力があります。その植物の持つナチュラルな力を積極的に活用していこうというのが、アロマテラピーの考え方なのです。

アロマテラピーでは、植物から得られるエキス=アロマオイル(エッセンシャルオイル)を使用します。
香りを楽しむだけでなく、美容のためお肌にトリートメントする際に使用することもあります。

アロマテラピーは決して難しいものではありません。美容と健康に役立てるのはもちろん、素敵な香りでお部屋の雰囲気をアップさせたり、使い方によってはお掃除などのハウスキーピングに応用することも可能なのです^^

アロマで素敵な暮らしを思いっきり楽しんでみませんか?

アロマテラピーとアロマセラピー。

カワイイアロマポットでアロマを楽しみましょう!アロマテラピーは、「アロマセラピー」と呼ばれる場合があります。
結論から言えば、どちらも正しいですし、普通に使う分にはどちらの呼び方でも構わないのです。

アロマテラピーは、「Aromatherapy」と表記します。このスペルをフランス語読みすると「アロマテラピー」となり、英語読みすると「アロマセラピー」となります。

「アロマテラピー」という言葉は造語ですが、20世紀のフランス人化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが命名しました。

「アロマセラピー」という呼び方は、医療従事者を中心によく使われています。これは「セラピー」という言葉が「治療行為」を意味する言葉であることが関係していると思われます。ただし、日本ではアロマは治療行為として認められていないため、その点だけは注意しましょう。ちなみに、日本においては、「アロマテラピー」という読み方のほうが支持されているようです。

アロマテラピーのメカニズム。

アロマテラピーのメカニズムは凄いと思います。植物の有効成分が体にとりこまれて作用するメカニズムには、大きく分けて4つのパターンがあると考えられています。

1・鼻から大脳へ伝達されるパターン
鼻から取りまれた香りの分子は、鼻の奥にある粘膜で電気信号に変換されて大脳辺縁系に伝達されます。さらに、この電気信号はホルモンや免疫系の分泌を促す生命中枢とも言える視床下部に到達します。
香りの成分によって視床下部の出す指令は様々ですが、例えばラベンダーの香りは神経伝達物質であるセロトニンの分泌を促進することが分かっており、この結果気持ちがリラックスすると考えられています。

2・肺から吸収されるパターン
鼻や口から取り込まれた香りの分子は、鼻や肺の粘膜から血管壁を通って血液に吸収され血流を介して全身に行き渡ります。

3・皮膚から吸収されるパターン
これはトリートメントの場合になりますが、キャリアオイルにより希釈されたアロマオイル(エッセンシャルオイル)の有効成分は、皮膚の表層部分(表皮)よりさらに下の真皮にまで到達する優れた浸透力を持っており、体液や血液、リンパ液などにのって体中に運ばれます。

4・消化管の粘膜から吸収されるパターン(参考)
海外では医師の指導のもとアロマオイル(エッセンシャルオイル)を内服する場合があります(びっくりですね!)
しかし、肝臓や腎臓に重大な影響を及ぼしたり、神経組織に影響を与える場合もありますので、素人が勝手な判断で行なってはいけません。 一部のアロマオイルは、わずか1本で致死量に達するものもあります。アロマオイルの内服は非常に危険ですので、絶対に避けて下さい。
また、乳幼児が誤って飲み込んだりしないよう、保管には十分お気をつけ下さい。

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーの歴史はとても古くからあります。アロマテラピーという言葉が生まれたのは20世紀前半のことですが、人と香りのつながりは非常に古く、古代エジプト時代までさかのぼります。
すでにこの時代から、ミイラを作るときの防腐剤、医療行為、香水として植物の成分や香りが使用されていたことが文献で確認されています。
同様のことはメソポタミアやギリシャでも行われておりました。

また、中国やインドでも宗教的儀式の1つとして香りが活用されてきました。
11世紀になると、アロマオイル(エッセンシャルオイル)の代表的な抽出方法である水蒸気蒸留法が確立。
また17世紀のペスト大流行の際には、部屋の消毒のために芳香浴が利用されました。

民間療法として着実に発展をとげてきた芳香療法ですが、19世紀になると西洋医学の発展の影に隠れて徐々に衰退していきます。

しかし、20世紀になると、フランスでは、ジャン・バルネらにより主にアロマオイルの薬理作用に関する研究がなされ、イギリスではマルグリット・モーリーやロバートティスランドにより、こころとからだのバランスをはかるホリスティック(=包括的)医療としての研究がなされ、アロマテラピーは学術的に発展をとげていきます。

日本においてアロマテラピーが普及しはじめたのは90年代前半のことです。ストレス社会に生きる現代人に安らぎを与えるものとして、アロマテラピーは今後ますます注目を集めていくことと思います。

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